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日本の長寿村・短命村!(サンロード出版)

白米を大食する村は短命!

「寿命」という視点で調査した
『日本の長寿村・短命村』

著者の近藤博士は
平均寿命で考えるのではなく、
住民人口における70歳以上の割合を
「長寿率」ということにしている。
乳幼児の死亡なども含んでしまう
平均寿命とは違う考え方だ。

 

秋田県の米どころでは、
塩辛いおかずで
白米ばかり大量に食べるため
40才の男たちは脳卒中に「あたる」のを
ビクビクして暮らしている。
「60まで生きるのが目標!」
だと話すほど寿命が短い。」

海藻を常食する週間を身に付けよ!

同じ秋田県でも、
男鹿半島にある戸賀村(現・男鹿市)では
海藻を常食する習慣があるため、
隣村と比べて脳卒中が非常に少ない。
「少しずつでいいから毎日常食することが重要」
と近藤博士は説いている。

海藻類といえば、

  • ひじき
  • ワカメ
  • めかぶ

等がある。
手っ取り早いのは、メカブじゃなかろうか?
パック売りがあるし
、ご飯にかけるだけでいい。

緑黄色野菜や大豆も食せよ!

海藻のほか、緑黄色野菜と大豆も摂った方がいいらしい。
米どころで白米ばかり食べたり、
海沿いで魚ばかり食べてもよくない!
果物が豊富なところで「野菜がわりに!」
果物ばかり食べているところも、
短命になる傾向があると結論づけている。

魚を食べる漁村は長寿者が多いような印象があるが、
そうでもない。
同じ魚でも、どのような食べ方をするかで大きな差が出ている。

石川県加賀市塩屋町では、
売り物になる大型魚は朝市で売ってしまうため、
自分たちが食べるのは小魚だけ。
そのために長寿になっているという。
大型魚を切身で食べる村より、
小魚を丸ごと食べる村が長寿というわけだ。

逆に、静岡県西伊豆町の田子地区は、
伊豆節というカツオ節の産地。
カツオのあがる期間はあぶら身の多い腹肉が不要になるので、
村中こればかりを食べて野菜は全然食べない。
その結果、心臓疾患で40~50歳で倒れる人が多い。

どの魚を食べるかが重要で、
どんな魚でもいいから食べていれば大丈夫!
という訳ではなさそうだ。

日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める

日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める